東京までバスに乗って行ってきました露出狂。「露(あらわ)」「出(いずる)」「狂(くるう)」の3チーム、脚本・演出中屋敷法仁、総勢32人のキャストがうんたらかんたらのやつです。縦パスチケットで無事全チーム観劇。詳しくはこちら。
「露出狂」というお芝居そのものは再演を重ねられてきたもので、初演は柿喰う客にて女性キャストで演じられたそうです。4年前の男性版は稲葉友が出てたんだって!へー!その繋がりで私が観に行った前日にアフトに出たんだっていなば!へー!(棒読み) ほんとアフトの情報ってどうしてなんでもこう直前なんだろう…。そんな簡単に予定変更できねーよバスもチケットも確保してんだよ!悔しい!私にできるのはレンタル救世主を見ることだけ!!!!!
とかいうのはどうでもいいんですが(よくはない)、露出狂めっちゃよかったです。すごく面白かった。断片的な情報だけでサッカーとか乱○とかレ○プとかなんのこっちゃと思っていたんですが、実際観てみるとなんだかだいぶズルズルしております。米津玄師で例えるとメトロノームだよねとか言っちゃうくらいにはね☆ミ いやマジでメトロノームは万能だからな。別れる感じのCPにならだいたい当てはめられるから(イメソン腐女子並感)。
そういう「いつか別れるために出会った」っていうのはわりとオーソドックスなフレーズなんですけど、彼らのことを思うととても切ないものです。ギャグ成分多めというか何かにつけてほぼほぼボケてくるしめちゃくちゃ笑えるんですが、それがひとつの崩壊の様子をギャグで9割コーティングしているだけだったと気付き、比留のことを知ってしまうとなんかもうつらい。噛めば噛むほどつらいし好きになる。理解が低速なので1回目はすぐに飲み込みきれないところがあったんですけど、2回目わけわかってから観ると最後泣けてきちゃったりして。
ぜひ過去公演のDVDも観たいなと思ったんですがない?んですよね?そして多分今回もDVD化はないんですね??なんとまあつらい…。仕方がないので戯曲を読みながら感想を書きます。ちなみに鈴木比留推し。クソ長い上に偏りが半端ないです。
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