「ファイアーエムブレム風花雪月」プレイ日記⑦(青獅子⑦)

 f:id:hinoyui:20201127212206j:plain

青獅子編最終回です。花冠の節~ラストまで。紆余曲折ありましたが、それだけにラストまで至った感慨もあり楽しかったです。以降ネタバレありです。 

花冠の節

同盟からの救援要請に応じることになった王国軍。助けてって言われたら見捨てられないとか数ヶ月前までとはえらい変わりぶりですねディミトリくん。いや本当によかった…永遠に噛み締めてしまいますね。それだけガルガル期の荒みようがひどかった。

 

主にディミトリとドゥドゥーのせいで支援がドカッと溜まって正直めんどくささが湧いてこないこともないのですが(めんどくさがりなのでタスクを積まれるとウワ!!!となってしまう)、ラストまでにちょこちょこ消化がんばりたいと思います。一気にきたからビックリしただけであと少しはあと少しなんですよね。

f:id:hinoyui:20201121131344j:plain

フェリクス/メルセデスA、またメーチェ殿が直球告白しておられて動揺してしまいました。メーチェ、なんかすごいドキドキしませんか? 私はする。私がフェリクスだったら心臓飛び出してますからね。こういう気持ちに素直で積極的なところ、素敵ですよね。グイグイ好かれて満更でもないフェリクスさんはちょっとムカつきました。うらやましいので…。

f:id:hinoyui:20201121131402j:plain

フェリクスと言えばこいついつも庇われてんな。逆に庇われてない支援の方が少ないんじゃないですか? 相当無茶してるんでしょうね。みんなほとんど怒らなくて優しいですね。フェリクス/シルヴァンA+よかったです。フェリクスクン、シルヴァンのこと大好きすぎて微笑ましいな、そういえばこっちの方が年下だったな~とか思ってたら両思いすぎてちょっとビビってしまった。絆すごい。

しかしいいですね、みんなお互いのことが大好きで。誰かのことを好きな子、好きな様子が私は一番好きですし、ラブコメ系(ラブコメ系?)のシナリオは感想書きづらいところもあるのですがニヤニヤしながら見てます。ラブコメに対してカワイイ以外に感想が出てこなくなってしまう語彙のなさがブログ記事書く上では難点。好きなんですよちゃんとみんな…。

f:id:hinoyui:20201127212314j:plain

お預けコンビのディミトリ/ドゥドゥーA、待たせただけあってやっぱりよかったです。九年前から今までの間、お互いがあったから生きてこられた二人、言うまでもないかもしれませんがお互いにとって何より特別な間柄なのですね。ここまでの支援会話がお互いを大切に思うからこそすれ違う話でしたし、本編でのいろいろなできごとを経てようやく直截なことばで気持ちをやりとりし、歩み寄りわかりあう姿には泣けました。

しかしけっきょくディミトリもドゥドゥーもお互いに対する想いは(より強くなったとかはあるかもだけど)ずっと変わっていないだろうわけで、素直に言えれば即終わっていたような話でもありますね。そういうところが恋愛ものなんですよね。とはいえその素直に気持ちを伝えることが一番むずかしいというか、ここまでふたりがお互い以外にも人間関係を築き成長してきたこと、紆余曲折を乗り越えてきたからこそ気持ちをちゃんとことばにできたという結末なのでしょう。あーいいな。好きです。

 

f:id:hinoyui:20201127205708j:plain

月末はデアドラ救援戦です。グロンダーズでは同盟とも戦いましたが、お互い切り替えて目的のために協力できるのはちゃんとしてていいですね。クロード、まだ全然よく知らないけどこういうところいいなあ。実力と自信がともなっている人はかっこいいですし、リーダーにふさわしいと言えるでしょう。あとは最後に信じられるのは自分だけってタイプかも。知らんけど。逆にディミトリは素直に「俺たちを信じてくれたあいつに応えよう」なのがお互い性格出てる感じがして面白いです。

f:id:hinoyui:20201127205748j:plain

読みの良さといい思い切りの良さといい、あんまり敵に回したくないですねこの人。ザックリ同盟を解散してしまうのは驚きました。何かと気になる点が多いし金鹿ルートが楽しみです。周囲や責任感に振り回されず自分の信じる道を行け、というのはここまでの話の総括ですが、クロード自身はディミトリを見てたわけでもないのにポンとクリティカルなことを言ってくるのもなかなか。

f:id:hinoyui:20201127205833j:plain

みんなめっちゃ心配してくれるの嬉しくてスクショバシャバシャ撮ってしまいました。いや今までも心配してたんですけど、それを直接どんどん言ってあげられるようになったのが変化ですよね(二部の話)。仲良くなったなあ。しかしスッキリしすぎてあれってどういうこと? って聞かれてもハテナ浮かべてるディミトリで笑ってしまった。そういえば話してなかったじゃないんだよ。それを責められるだろうとか隠すべきこととか、(仲間たちに対しては)もう全然思わないのでしょうね。あと天然ですよねほんとは。

ディミトリに対して変わったなあ、よかったなあ、と逐一感動してしまうのですが、ああまで憎んだエーデルガルトと和解してもいい、殺し合いたくはないと言えるようになっていて本当に感慨深いです。彼がどんなに変わったか、どんなに解放されたか。それがどんなに大きなことかと思うと涙が出ます。

 

青海の節

f:id:hinoyui:20201127205938j:plain

支援はシルヴァン/メルセデスAから。もうほんとメーチェってズバリ核心を突く一言が出てくるなシルヴァンに対しては特に…というスクショです。シルヴァンのこういう部分をここまで見通して、かつかけるべきことばをかけることができるのはメーチェくらいのものですよね。すごい。カウンセラーかなと思ったけど彼女自身そういう感じを目指してるんですよね。納得です。

過去の苦労のことを言われるたびにシルヴァンがそれを矮小化する物言いをするのも印象的でした。「みんな苦労してる」「これくらい普通」でなんとか持たせてきたタイプの人なのでしょうね。けれどそう思っても(実際にそうだったとしても)苦しみが小さくなったりなくなることは決してないんですよ。そうやってつらいのをここまで溜め込んできた人だから、自分がつらいのだということを認めるのがまず難しいんだと思うんですよね。認めてしまったらいよいよ耐えられないから。

たぶんの話ではありますが、シルヴァンは自分に対してそういうものがあるし、他人に対してもどうせわかってくれない、見る気がないと経験してきたから本当のところは誰にも見せずにいたのでしょう。内心を見せること自体がもう怖くてダメージなのかも。それに対してメーチェは核心を突きつつも限りなく優しく触れることができていて、本当にすごいなと思いました。泣きました。めっちゃ泣いてるな。

これまで頑張ったね、本当のあなたが一番素敵だと彼自身認められないでいただろうことを認めてあげて、守ること(=傷つけない、信用していい、弱いなら弱いあなたでいい)を約束して、かつあなたも私を守ってね(=私も同じように弱い、あなたを信用している、私とあなたは対等)、ってもう満点以上というかすごい。言われたい(メンヘラ並感)。

ちょっと根拠のないことを言い過ぎているかもしれませんが、感動しましたということです。ここまで根拠を感じる「特別な女性」もないな。すごい長文になってしまいましたが、マジでめちゃめちゃ好き。よかったです。

f:id:hinoyui:20201127210049j:plain

ディミトリ/ギルベルトAはギルベルトさんの支援会話たちの集大成のひとつという感じで好きでした。ドゥドゥー・アッシュ・アネットあたりにおいてギルベルトさんは言われる側、気付かされる側の立場だった印象が強いのですが、前後の流れというものがあるとするならこれはその後かなという。

ギルベルトさんが自らの過ちに気付き反省したからこそ、ここでこうしたことが言えたのだったら綺麗だなと思いました。言っていることは本編でのディミトリと先生のやりとりのまとめに近いのですが、ギルベルトさんがディミトリにこれを伝えられたのはこれまでの積み重ねを感じてグッときますし、ディミトリもここまで素直に弱さを見せられるのは幼い頃からの師匠であるギルベルトさん相手だからなのでしょうね。良い。

集大成的な印象というのはアネット/ギルベルトA+もそうですね。ディミトリ(ランベール)とアネットはギルベルトさんの中心にある存在ですし。A+の内容そのものはなにか言いたいことが発生するような感じではないんですけど、ここまでさんざ揉めたり少しずつ歩み寄ったりしてきた家族の結末としてはそんなひねったものなんかはいらないと思いますし、ただただよかったな~という思いですね。ギルベルトさんのこれからの人生、周囲の人にとっても良いものになりそうで安心しました。

 

f:id:hinoyui:20201127210121j:plain

月末、メリセウス要塞へ。「待て待てぇ…」の言い方、面白くないですか? イチャつくんじゃないよ。ゴーティエ辺境伯、直接は全く出てこないけどどんな人なんだろうなと思った一幕でした。ここの感じ有能そうな人ではあるんですよね。だからっていい人って気もしませんが…。シルヴァンもなかなかどういう人なのか語らないので謎。

 

翠雨の節

f:id:hinoyui:20201127210214j:plain
ディミトリの義母でありエーデルガルトの実母、パトリシアがダスカーの悲劇の共犯だった可能性が濃厚に…という展開。ディミトリはショックでもあり悲しくもあるのでしょうけれども、こうして生きる道は復讐だけではないこと、やるべきことがあり望まれていること、決してひとりではないこと、そういうことをわかっていてくれるのが良いですね。もう間違うことはないのだと思えます。安心安心。いよいよクライマックス、一緒に頑張ろうねディミトリくん。

 

f:id:hinoyui:20201127210250j:plain

最後の節ということで、支援もこれにて自軍にいるキャラどうしはコンプリート、終了です。まずセテス/イングリットA+から。セテスは他キャラとは違った視点から生徒たちとの関係を築けるというのは触れてきましたが、イングリットもセテスとでは支援が独自の内容になっていて面白かったです。

自分のありかた、将来の進路について悩む、というのはだいたいの相手との支援と共通しているのですが(というかイングリット自体そういうキャラでしょうか)、案外そのあたりにおいて必ずぶつかる部分であろう父親との関係に直接触れたものは少なかった印象です。あえて理由をつけるなら相手もみんな同年代の若者だからかな、と思うと、自身も父親であるセテスとの支援でこういう結論になるのは納得かも。しかし「私のイングリット」呼ばわりはちょっとウワ…となった。付き合っててもちょっとイヤ(個人の意見です)。

 

f:id:hinoyui:20201127210325j:plain

ディミトリ/メルセデスAもまたよかったですね。メーチェ、ほんとに名カウンセラーだな。「その言葉を五年前に聞いていたら…」に即「今何がしたい?」で切り返すのが好きな部分でした。本編ではディミトリが王にふさわしい人物となっていく姿を主に描いているのかなと思うのですが、こういう個人としてのディミトリの願いについて触れるシナリオがあること自体もよかったです。

死者のことを忘れていくのは仕方ないこと、人間はどうあっても忘れる生き物だ、というのは、当たり前のようでいてなかなか気づけないことというか、自分を許せないことだと思います。だからこうしてそれを言ってあげられる人がいることはとても大切でありがたいことですね。メーチェほんとありがたい。

でもこう、シルメルについても長々書いてしまったのですが、メーチェが人間関係、メンタルの問題について適切なアプローチをできる人だからと言ってそれだけが人間関係の理想、正解というわけではないというか、みんな違ってみんないいのでどのカップリングも最高!!(急に何?)

 

f:id:hinoyui:20201127211248j:plain

最後にディミトリ/フェリクスA。絶対いいだろうなと思ってデザートに残していたのですがやっぱりよかったですね。好きだなこのゲーム。フェリクスクンもディミトリのことやっぱり大大大好きで優しい子(ただしめんどくさい)でいいと思います。めんどくさいけどみんなちゃんといいところわかってくれてるし、ディミトリにもちゃんと気持ち伝わってるし。

フェリクスは他人に、ディミトリに厳しいことを言いますが、本人だって亡くしてしまった人に対して当然何も思わないわけではないんですよね。表には出さなくても。そういう本来人には見せたくなかっただろうところを晒してまでもディミトリに伝えたいこと、わかってほしいことがあったというのが好きなところです。

フェリクスは本音の部分、心のやわらかいところではフェリクスはかなりディミトリに近いものも持っていて、けれどもそれに自分である程度折り合いをつけられる人、折り合いをつけようと努力してきた人だったんですよね。何が二人を分けたのかと言っても、単純に性格とかそういう問題でもないとは思いますが。

ともあれそういうタイプなので余計ディミトリにイラついてしまったところもあるのかもしれません。でもディミトリのことが好きだし心配だし、結局どちらが本性なのか掴みかねていたモヤモヤもあり、そう考えると憎まれ口ばっかり叩いていたこともやっぱり納得はできるんですよね。そういうところが愛おしいヤツだなと思いました。だからようやくディミトリに伝えられて(伝わって)よかったね、という。ディミトリにとっても。

 

f:id:hinoyui:20201127211345j:plain

決戦前、呼び出しに応えてくれたエーデルガルト。結局お互いは理解し合えない、ということにはなりましたが、エーデルガルトがなぜそのような思想とやり方に至ったのかを聞ければもう少し違ったのではないかという気もします。いやなんでなのか知らんからアレなんですけど。正直話が抽象的でわかるようでよくわからん(アホ)。

エーデルガルトとしては話す気も(あるいは和解する気も)ないのかもしれませんしね。もしそうだとしたら、それでも来てくれた理由がむしろ気になりますね。わからん上に推測を重ねてもしかたないんですけど。プレイヤーとしては黒鷲ルートに期待ですかね。投げるな。

 

f:id:hinoyui:20201127211418j:plain

さて、帝都アンヴァルでの総力戦へ。このへんなんかさわやかでよかったです。

f:id:hinoyui:20201127211437j:plain

密会のシーンもそんな流れでしたが、争い合うしかないのならそれはそれで彼女の意思を尊重し全力で応えよう、みたいなところは嫌いじゃないですね。エーデルガルトの気持ちっていうのはまだよく知らないんですけど、情でグダグダにならないのはよかったです。ふたりともちゃんとしている。

あと本当にマジで紆余曲折ありまくっての今なので、ディミトリがその今を何に代えても守りたい大切なものだと言ってくれるのがとても嬉しかったですね。多くのつらいこと、苦しいことがあっての現在でもありますが、それでもこの今が尊いのだと思えるのは本当に素晴らしいことです。

f:id:hinoyui:20201127211732j:plain

とはいえ決着はつけたのだから命までは取らないというか、命くらいは助けたいのはディミトリのことであればそうだろうなという感じだったのですが、エーデルガルトは最期まで屈せず戦おうとし、であればディミトリも…なのが好きだな~と思ったのですが、ディミトリさん大丈夫? 抜いて大丈夫? 普通に刺さったよね?

エーデルガルトをすぐ斬れたということはこの展開自体はディミトリも予測しており、短剣自体は甘んじて受けたと解釈したいところなんですけど、普通に刺さった(ようにしか見えなかった)のと出血とかダメージそんなになさそうだったのが気になりすぎて全然しんみりできませんでした。すまん。肩に刺さったって後から聞けましたけど、けっこう胸に刺さったように見えて慌てたんですよね。

 

f:id:hinoyui:20201127211819j:plain
結婚相手はディミトリにしておきました。やはり話の中心である人物だからでもあるとは思うのですが、一番思い入れがあって好きかな~ということで。ディミトリのことを考えていた二年(一ヶ月)だったので…。いやほんとにマジでディミトリくんが未来を楽しみに思えるようになったのめちゃくちゃ嬉しいなあ~~!!

f:id:hinoyui:20201127211922j:plain

復讐から離れることができても、戦争に一段落つけても、だからと言ってすべて楽になれるわけではない。あったこともやったことも、過去は消えないからですね。できるのは事実に向き合い続けることだけかもしれない。けれど本当にそうなのだとしたら、それに気づけたことはとても前向きで素晴らしいことでしょう。大切なのは前提を見つめた上でどうしていくかだから…と思います。

f:id:hinoyui:20201127211947j:plain
指輪用意してきといてそこで悩むんかい(かわいいね)。

f:id:hinoyui:20201127212012j:plain

ここね~石川プロめちゃめちゃよかったですね~。ディミトリ本当に本当に嬉しそうで。万感というか。いいな~と思って聞き直しまくっていたら少し泣いてしまいました。愛おしいなディミトリ。好きだなあ。よかったなあ(号泣)。

 

カップリングというかペアリングを特に狙わなかったのでEDの組み合わせは適当な感じになりましたが、フェリクス/イングリットとかよかったですね。かつての約束をうんぬんのくだりが感慨深くて好き。特定のカップリングに執着しなかったので、そのへんは広く浅くな楽しみ方になりましたかね。いろいろな可能性があるのは面白いです。

後日談、好きと言えば後世にこういうお話が残りましたよ、という伝聞調の文章なのがいいですよね。歴史になっとる。一生懸命戦って生き残ったからこそだなという感慨、あのあとも彼ら生きて死んでいったんだな、こうして何かを遺したんだなという感慨もありますし、あくまでこういう話が伝わっていますよというだけの余白/余韻がなんか好き。

 

さて、青獅子(王国)ルートクリアとなりましたが、思ったより長かったなというのがまずひとつ。止めながらブログ書いてたせいもあるんですが、普通に60時間とかいってるんですよね。ある程度三周四周する前提のゲームで一周にこんだけボリュームあると思わなかったな…。DLCまでやったら250時間とかになりそう。絶対に年明ける。

最初の方にも書いたようにシミュレーションというジャンル自体ほぼ初めてだったのですが、わかんないよ~となりつつもなんだかんだとても楽しく遊べてよかったです。ちゃんとわかってる人が見たら私のプレイめちゃくちゃだろうなと思っているので極力そのへんには触れませんでしたが戦闘とても楽しかったです。恥をかきたくないのでこれくらいで許してほしいです。ゲームヘタクソなので…。

 

ストーリーの方は私もこれだけ文字を連ねてきて、もちろん書こうと思って書いているのですが、なにか言いたくなって長文になってしまったところとか、ちょっと恥ずかしいけどこれは言っときたいなみたいなところが多々あった、そうさせてくれる力のあるものだったなと思います。面白かったですね。

一面としていわゆるキャラゲーなのですが、ひとりひとりのキャラクターの人物造形の細かさや説得力、そこから出てくるひとつひとつの関係性の面白さ、自由度の高さと差分の細かさが両立できているところ、本当に凝っていて良いゲームだと思いました。確かにこの子だったらこうするだろうという納得感が常にあったのがとても好きです。とにかくキャラクター描写がしっかりしてるんですよね。

 

戦争するゲームなので常につきまとうだろうところではありますが、青獅子ルートは生と死、死者との向き合い方について考えていく話だったのかなと。ある程度割り切りが必要だというか、生きている者がまず手放さないでいるべきなのは生きている者、生きている自分、今そしてこれから先生きていく時間のことだよね、ということであり、その上で死者を大切にすること、過去をも見つめていくこと、の話だったように思います。

あとは自分は自分だという話でもあったなと。生者と死者のことともかなり重なるというか、ほぼ同じことなのですが、他人と自分、あるいは自分に付属するものと自分自身をいっしょくたにして考えるのではなくて、たったひとつの自分自身をしっかり切り分けて考えるべきなのですよね。背負わなくていいものまで背負い込みすぎていないかとか、自分が本当にやりたいことはなんなのかとか、それを見た上で周囲の世界との折り合いをつけていくことなのかなと。

過ぎ去った時間、亡くなった人、そういうものについて割り切ったり切り離すことと、しっかり向き合って大切にしていくこと、そのふたつは矛盾しているようではありますが、うまく両立させていくことで前に向かって生きていけるんだよなと思いました。もしかしたら生きている人間だけに都合のいい話なのかもしれませんが、それでいいのじゃないでしょうか。

他学級(関連)のキャラのことをよく知らないのでもしかしたらみんなそうなのかもしれませんが、青獅子は家族や大切な人を失ったり、背負わされた/背負ってしまったものがあったり、それにともなって自分の立ち位置や未来について不安定になっている人が多かった印象です。そんな彼らが死者や過去、周囲などとの向き合い方をそれぞれに見つけ、自分が進むべき道筋を見つけていく姿がよかったですね。こういうタイプの話が好きなので、私としてはツボにハマるストーリーだったなという感想です。

 

まとめの文って永遠に苦手で、コトコトうるせーなシチューかよ感のあるなんだかよくわからない文章になってしまった気もしますが、というか全体的によくわからない文章だったと思いますが、とりあえずここまでお読みくださりありがとうございました。Twitterで反応いただけたりもして楽しくプレイしてなにか書いています。

次回からは帝国ルートやっていきたいと思います。よければまたよろしくお願いします。