ひっつきむし(独断と偏見による)

だいたいゲームの感想です

「仮面ライダードライブ ファイナルステージ」に行ってきた感想その1

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10月4日、大阪はオリックス劇場にて行われた仮面ライダードライブ・ファイナルステージ、朝の回に行ってきました。

ゴーストの放送を見てから行ったら物販なんかすごい列で握手会は諦めざるを得なかったのですが、本当に行ってよかったと思える楽しいイベントでした。

3階席まである会場でしたが、幸い1階の9列目という良席で観られまして、役者陣の顔やスーツのディティールもオペラなしでもばっちりでした。本当にラッキー。

あと男性のスタッフさんがみんな進ノ介ネクタイをしてらしたのがなんかいいなあと思った。

第1部はキャラクターショー、第2部はキャストのトークショーという構成で、それぞれ50分ほどだったかと思います。

1部は観てた間にそんな時間が経っていたのかと思って驚きました。すごく夢中にさせられた。

ヒーローショーなんて見に行ったことがなくてどんなものかと思っていたんですが、アクションや演出はめちゃくちゃかっこよかったし、サプライズが半端なかったし、ドラマ部分では泣かされました。

映像と違って合成なんて入れられないショーでも、変身やフォームチェンジが違和感なくかっこよく演出されているのには感動。

特にチェイス・剛ファンはチェックした方がいいと言い切れる(泣けた部分の話)。

たぶんチェイス関係のなんだかんだって冬映画・Vシネマでもガッツリやってくれるとは思うのですが、このファイナルステージだけでも十分なほど感無量でした。

もう1部が終わった時点でお腹いっぱいで大満足だったのですが、2部もまた面白かったですね。

トークショーはだいたい何書いてもネタバレになりますが、役者陣のドライブ愛を感じてなんだか嬉しかったです。

話す量には差があったものの、蕨野さんがあまり喋らない中で終始客席を眺めたりちびっ子に手を振ったりしていたのが特に印象的でした。

ネタバレな部分は追記から。ガチでネタバレなので注意。

覚え書きなので間違っていても悪しからずということで…。

まず第一部。

ストーリー的には謎のロイミュードが出現し、それと共に次々にロイミュードが蘇るというもの。それだけっちゃそれだけ。

この謎のロイミュードなんですが、ナンバーはマントで隠されていたものの、わかる人には声聞いただけで丸わかりでしたねw

ショーの登場人物はトークショーの出演者+映像出演の究ちゃん&りんなさん+音声出演のお二人でした。

まあこのロイミュードについてはパンフレットにもガッツリ書いてあるし(最初の見開きに)大したネタバレではないのかもしれない。

最初に通報を受けて現れたのは仮面ライダードライブ…ではなく量産型マッハとなったゲンさんでした。

まずこれが面白かったしすごくサプライズだったし、井俣さんもゲンさんもよかったね!という感じ。

量産型マッハはその後実用可能な域まで改良されたとのこと。

背中のピコピコがよく見えて面白かったです。

しかし大量のロイミュードに押されてしまい、そんなピンチに現れたのは我らが泊進ノ介。

まさかこんな段階でドライブではなく進ノ介が出てくるとは。すごく驚きました。

さすがに声はキャスト本人でもライブラリか、生でも最後くらいだろうと思っていたので。

しかもベルトさんがいないので、ということで変身したのが超デッドヒートドライブ!

私は超デドヒが大好きなのですごく嬉しかったですね。もうここで大興奮。

まあ冷静になって考えてみたらトライドロンとかも全部封印したし超デドヒにもなれなくね?という気もするんですが、それはそれ。

もう進ノ介登場にも超デドヒにも驚きっぱなしで、素で声出てました。

謎のロイミュードの「死神」の呼びかけで現れたのがまさかまさかの魔進チェイサー。

生魔進かっこよすぎた…。舞台の照明だと金属系な魔進は特に映えますね。

チェイス、と進ノ介が何度も呼ぶも、蘇ったチェイスは進ノ介がわからない様子で仮面ライダーを倒すと宣言。

やはり急ごしらえの超デッドヒートドライブでは相手に敵わず…というところでマッハ登場。

あれ?声稲葉くんじゃないかな?と思ったんですが、最後出てきたし結局どうだったのか。

稲葉くんにも聞こえるしそうじゃないようにも聞こえるしどうだったんだろう、としばらく気になってました。

途中からさっぱり忘れて観てましたがw

チェイスに関しては遭遇時から必死に語りかけ、なんとか思い出させようとしていた進ノ介と剛がよかったですね。

「守り神」というワードを使ってくれたのがよかった。剛もめちゃめちゃ嬉しいことばかり言ってくれて。

敵の攻撃からチェイスを庇っての「これで借りは返した」には泣きそうでした。

ほんと剛ってチェイスの死について、チェイスが復活したとしても一生後悔する気がするんですよ。

それが少しでも救われてくれたのかと思うと。もう冬映画かVシネでやれよ。

記憶を取り戻したチェイスは剛と協力してフリーズロイミュードを倒すんですが、ここの連携がアクロバットでかっこよかったです。

仮面チェイサーとマッハの連携は本編でも何度かありましたが、気持ちがしっかり繋がった上での、というのは結局なかったのでこれがすごく嬉しかった。

フリーズの凍結能力を食らったチェイスが俺の心はなんとかかんとか言ってたのがかっこよかったんですけどね…うまく思い出せない。

敵を倒した後の、チェイス「いい画だっただろう(低音)」には笑ったけど。決めポーズ(もちろん剛の)もばっちりで可愛かったw

リアル霧子の登場やハート、メディック、ブレンの復活もあったのですがこれがちょっとどの辺りだったのかうろ覚え。

敵として戦っているあたりでは3人ともほぼ台詞がなかったにも関わらず振る舞いでらしさが出まくりで感動しました。

ハートやブレンももちろんですが、特にメディックに目が行ったなあと。

生で全身のアクションを見るとヒラヒラした部分がすごく華やかに感じたし、これでもかとばかりにメディック的な仕草連発で。

霧子はもう可愛かった…。隣の主婦は霧子登場からオペラ取り出してた。

正気に戻ったハート様の「俺の敵はロイミュードを道具のように扱い支配するもの…それはお前だ!」的な台詞(正直うろ覚え)がよかったですね。

大筋もややあやふやなので細かい台詞まではちょっと…それはお前だ!は覚えてるんだけどw

ハートの敵はあくまで恨みのある蛮野という個人だけではなく、ロイミュードの尊厳を傷つけるものなのだというのが伝わって、ハート様かっけえ…とか思ってました。

ベルトさんの復活の場面では、進ノ介が観客に「スタート・ユア・エンジン!」させてくれました。

さながら気分は映画の進ノ介w

正史なのかどうかはわかりませんが(多分違うことになる気がするけど)、ベルトさんはドライブピットやシステムの凍結と同時に、コア・ドライビアを正しいときに正しく使えるよう新たなネットワークを築いていたとのこと。

「この秘密主義者め」「性格は簡単には変わらないよ」なやり取りがなんだか既に懐かしかったです。

謎のロイミュードの正体は、映画で登場したパラドックスロイミュード。

ここでパラドックスを持ってくるのはよかったと思います。

設定的にわりと便利だというのもあるし、新キャラよりも説明いらずだし、それに何より蛮野やシグマサーキュラーの復活では本編台無しでしかなかった。

フリーズではやや役不足(誤用)感もありますしね。

映画から持ってきた歴史の中の小石云々のやり取りもよかった。

会話自体はほとんどそのままだったのですが、やっぱり進ノ介ってかっこいいなあと思わせてくれた。

そして何よりサプライズだったのは、クライマックスのベルトさん×6によるドライブ全フォームの同時戦闘。

これがもう本当にびっくりしてびっくりして、めちゃくちゃかっこよくて、多分本当に震えてたと思いますw

たぶん1部の記憶がわりとあやふやなのこれで全部ふっとんだせい。

進ノ介がタイプスピード、剛がタイプデッドヒート、チェイスがタイプワイルド、ハート様がタイプトライドロン、ブレンがタイプテクニック、メディックがタイプフォーミュラ。

これがほぼ全員キャラにはまってて数も合ってるんだからすごい。

少し全員で混戦した後、それぞれ見せ場がありました。

順番はちょっと忘れてるかもですが、ブレンがドア銃を真後ろの敵に前向いたまま撃ってるのがブレンらしくタイプテクニックらしかったですね。

しかし敵の数に押されて悲鳴を上げるブレン…というところでメディックが「ひとっ走り付き合えよ!」と登場。

これがまた可愛かった、メディックっぽく口調をいじらなかったのが逆にすごく可愛かった。

敵を倒した後タイプフォーミュラなボディで「ごきげんよう」してくれたのも可愛かった…。

ブレンとメディックはここだけでなくコンビ漫才していて微笑ましかった。

剛はデッドヒートマッハからの変身だったので(正直変わらんやんけ…)とか思ってたんですが、そこは剛、ちゃんとセルフツッコミまでこなしてくれました。

チェイスはシンゴウアックスということで、パワー系のタイプワイルドが合ってましたね。

確かチェイスも「ひとっ走り付き合えよ!」してたような気がする。あと黒のドライブいいじゃん的な発言。

チェイスは今回のショーでめちゃくちゃおいしかったですね。

タイプトライドロンなハート様はボケはなしで、カキマゼールでかっこよく敵を倒してくれました。

「それはお前だ!」の台詞は多分ここだったと思います。本当にかっこよかった。さすがハート様

最終局面では進ノ介がタイプスペシャルに変身しまして、これは流石に読めていたので驚きはしなかったけどやっぱり興奮しましたね。

ラスト、パラドックスを倒した後がまた感動モノでした。

4人のロイミュードの復活はパラドックスによるもので、ベルトさんとも敵がいなくなった以上はお別れ。

「世界の危機にならないとまた会えないなんてな」「二度とそんな日は来ないほうが良い」的なやり取りは切なかった。

親子とも呼べる間柄の相棒同士ですし、再会の喜びを味わった後の別れの悲しみはひとしおですね。

ロイミュード勢はキャストも登場し、それぞれ一言ずつ(ちょっと忘れた)。

剛がチェイスとの別れでちゃんと「ダチ」だと言ってやれたのがよかった。

上でも剛は一生後悔するだろうと書きましたが、主だろう後悔ってこれなんですよね。

「またな…俺のダチ」的な台詞だったと思うのですが、ここで観客から微妙な拍手と「ああ…」という声が漏れていたのが印象的でした。

もうほんと冬映画かVシネでやれよ!再会したのにやってくれなくても困るけど!

締めではゲンさん、剛もキャストが登場。

進ノ介と霧子も合わせた4人で2部の予告をしてくれたんですが、「ひとっ走り付き合えよ!」→幕が下り始める→微妙な間→「ひとっ走り付き合えよ!」な進ノ介というか竹内くんが面白かったです。

長くなってしまったので2部の感想はまた次に。