ひっつきむし(独断と偏見による)

いろいろ好きでゴメンナサイ

キャラメルボックス featuring D-BOYS 「また逢おうと竜馬は言った」

また逢おうと竜馬は言った (CARAMEL LIBRARY)

また逢おうと竜馬は言った (CARAMEL LIBRARY)

今回はキャラメルボックスD-BOYSのコラボで、D-BOYSから陳内将三津谷亮山田悠介前山剛久の四人がキャラメルボックスの「また逢おうと竜馬は言った」に参加という企画ですね。私はキャラメルボックス初めてだったので知るにあたって良いきっかけになったという感じです。さすが何回もやられている作品だけあって最高に面白かった! 2時間ほどの演目ですが、もう2時間も経ったのかというか、たった2時間だったのかというか、とにかく密度がすごかった。ストーリーもちょっと謎解き要素(?)があったり、次々展開していく感じが面白かったです。

昨日6月18日の神戸公演では、昼がWhite(三津谷亮主演)、夜がBlack(陳内将主演)でしたが、マチソワで観られるのがこの日だけだったのでこの日に。しかし東京公演でもマチソワであったのは1日だけだったみたいですし、やっぱり役者(というか主演)の負担が大きい演目なんでしょうかね。みっちゃんが声潰してて本当に気の毒だった。昼はまだ岡本できてたんですがもう夜が声全く出てなくて。

以下はこまごまと感想です。D-BOYSからの4人に偏りまくりです。

 

・岡本(B陳内将/W三津谷亮

陽性と陰性というか、三枚目とヘタレというか、勢いのある方とない方というか、体力ありそうな方となさそうな方というか。やっぱりみっちゃんはすごく身が軽いですね。三津谷岡本はぴょこぴょこ動き回っているのがコミカルだし、何かとオーバーで元気。陳内岡本は良くも悪くもやわこくて穏やか。ちゃんじんの方が背も高いし身体も大きいんですが、エネルギーが溢れだすような三津谷岡本に対して陳内岡本はちょっとしょんぼり縮こまっているような印象でした。三津谷岡本が後ろでやたら動き回っているようなところでも陳内岡本はちょっと「どうしよう…」みたいな雰囲気だったりアワアワしてたりして。あとドジっ子っぽい。竜馬との関係も三津谷岡本&大内竜馬ではキャッキャしやがって…みたいなテンションの高さがあるんですが、陳内岡本&岡田竜馬ではなんか穏やかーなところがあるって感じでしょうか。見守る見守られる関係をより優しく感じるというか。

三津谷岡本は頑張ってる、その頑張りがキラキラしていて、最後の見上げる顔もとても晴れやか。爽やかで、本当に内側から輝いているように見えました。陳内岡本は死にそうになりながら頑張って、頑張りすぎてしおれちゃうようなところもあって、でもやっぱりこうしてよかったなあ、的な雰囲気かな。押し潰されそうになりながら泣いてる顔が切なくて、でも最後あんなに優しく笑ってくれて。両方とも見ていて泣けたんですが、ちょっと「泣けた」の種類が違う気がします。三津谷岡本は頑張る姿ややりきって笑う姿が純粋に綺麗で美しくて、陳内岡本はちょっと格好悪いくらいなんだけどそこが愛おしい。

正直な話みっちゃんはもう一言目からアッこれ声が…って感じで、昼はそれでも頑張ってたんですがどんどん酷くなっていって。ぼっちだったんで周りの人の喋ってることとか聞いちゃうんですけど、おそらくみっちゃんを初めて知った人が聞き取れなかったみたいに言っていて、そういう風に思ってしまうのは当然なんだけど悔しいです。みっちゃんの全力を観られなかったのも残念ですし、言いたくないですがネガティブなことも思います。でも本当にみっちゃんのことが心配です。夜は本当に全然声自体出てなかったので、今日明日どうなることか…。ポリープとかそういうのじゃないといいんですが。

Blackのカテコではちゃんじんが笑顔で2階席3階席を見渡していて、私やっぱりそういうことする人に弱いですね! 好きだなって思いました!! 彼はタレ目細眉でどうもチャラそうに見えるんですが(顔的に)、柔らかい笑顔がすごく優しそうで好きです。

 

・竜馬(B岡田達也/W大内厚雄)

岡田さんにおかれましては通算2500ステージおめでとうございます。キャラメルボックス自体は初見でしたが岡田さんはTRUMPに出てらっしゃったので私も一度見たことがありました。ちゃんじんとはこの1年半で4度の共演だとか。直接TRUMPにはパンフでも触れてなかったと思いますがニヤニヤしました。なんかすみません。

パンフでは作演の成井さんが厳しい竜馬と優しい竜馬と評されていましたが、まさにそんな感じ。というか初見の小娘がキャラメルボックスサイドのベテランに感想言うの恐れ多いんですが…。ヨッシャ好きな小ネタでお茶濁そ! ボートとオール出してくるところからの一連の流れが一番好きです!!!!!

竜馬は岡本の理想の男(こうなりたい)であり、こうすべきと感じる岡本自身(現実の岡本はそうできない)でもあり、そんな竜馬と岡本の姿が事件を通して徐々に近付いていくというのが良いなと思います。最後の殺陣で完全に同調するのがステキ。二人が同じになる=二人の別れというエンディングも爽やかで好きです。

 

・ケイコ(渡邊安理)

ひたむきで気持ちのわかりやすくて可愛らしいヒロイン。本郷のことが大好きで、実はヘコみやすいのかなあと思わせる強がりっぷりがほんとかわいくて! 実は有能キャラだったり、なのに肝心なところでヌケてたりするのも面白いですよね。ケイコの気持ちは揺れるところも含めてわかるわかる的なところが多くて、本郷とすれ違ってしまうのが切なかったですが、最後はちゃんと収まるところに収まってくれてよかった。「ありがとう」って言い合うのほんとイイ…横の岡本も含めて。

 

・本郷(山田悠介

山田くんはウヴァさんでしか知らなかったんですが、今回でだいぶ好きになった感。声がいいですね。4人の中では一番発声がそれらしかったというか、そういう発声に向いてるっぽい感じというか。亭主関白チックな本郷のキャラクターにもよく合っていたと思います。\君はちょっと顔が濃すぎる!/

洗濯物をたたむところのネタが好きで、三津谷岡本の「それじゃバッテンになってるぞ!」も陳内岡本の「できるか?」も好きです。あっあと陳内岡本その後の「ほい!ほい!」って無邪気にニコニコしながら椅子を勧めるところもかわいくて好きだし、それを受ける本郷の「お、おう…」みたいな感じも好きだなあ。というか陳内岡本に「本郷は九州男児だから…」みたいに言われると九州男児はそっちだろと思ってしまう。みっちゃんと前ちゃんは出身地ネタが挟まれてたのでここもイジって欲しかった気もw

本郷自体はなんだか男は(女は)こうでなきゃ的な考えがあって、でも根っこはそういう性質でもないという人なんですかね。優しくてケイコのこともちゃんと愛してるんだけど、そういう考えに縛られてトラブってしまうというか。最後は素直になれてよかったですね! ほんと岡本には感謝してもしきれないんじゃないのこの人。

 

・棟方(小多田直樹)

策士のようでいてなんとも言えず小者というかなんというか。作風のおかげかコミカルっぽくはあるんですが、しかしなんだかんだえげつない人ですよね。ゲッスいところが好き。棟方のミスはとりあえず時田を手下にしてることだと思う、彼は頭が悪すぎる。部下がもっと有能だったらこの人が勝利していたのでは…? というかそうでなくても時田と情報共有はもっとしておくべきだったと思う(マジレス)。ネタ的にはBlackの「妻のFacebookを見たら男友達が何人も!でも私の友達申請は放置のまま…」岡本「いいね!」が一番笑った気がします。

 

・時田(前山剛久

悪の前ちゃんほんと好き…。ウィザードのソラの演技がすごく好きなんですが、ああいう感じのゲス顔とかスッと真顔になったりとかが見られて嬉しかった。そういえば4人中3人ニチアサ悪役だな。あと普通におバカぶりがかわいいんですよね!前ちゃんってほんとかわいい!顔面偏差値高すぎる!時田の髪型最高すぎる!めっちゃかわいい!あっお気に召すまま観に行きたいです!!ロザリンドかわいすぎかよ!!!

前山時田は小者ながらも、全く興味なさそうな死んだ目で状況を見守っていたりするような辺りがコイツ実はめちゃくちゃ悪の素質があるんじゃ!?コイツが一番ヤバいんじゃ!?と思わせるんですが、結局は致命的に頭が悪いので小者のまま終わらざるを得なさそう。Whiteで口に銃突っ込まれてモゴモゴしてるところとか好きです。あと早く行けって言われたのに棟方の電話が気になっちゃって戻ってきて、なぜか満開の笑顔で滑り台したり棟方の周りで飛び跳ねてみたりするけど構ってもらえず、チェッ!みたいな顔で小石を蹴飛ばすあたりが意味不明すぎてもはや愛しい。

バトルはボクシングスタイルなんですかね、ボクサー崩れだったりするのだろうか。その割にキックもしてたけど。柔道スタイルの本郷との殺陣は対比というか、カラーの違いが面白くてよかったです。前ちゃんのキックが綺麗で、腰に巻いた上着がヒラヒラするのも相まってかっこよかった。岡本に引き倒されたあと寝たままキックするところも好き。戦闘力で言うと圧倒的に本郷>時田(>岡本)なので頑張れって感じする。

 

・石倉(原田樹里)

大嘘つきでズルくて、でもどこか憎めない感じ。最終的には棟方(と時田)は捕まったんでしょうし、彼女的にはそう悪くない結末になったかと思いますが、最初はどうするつもりだったんでしょうか? 時田が見張ってさえいなければ家には戻ってたんでしょうけど、やっぱりその後絵は売りさばいて逃亡するつもりだったんですかね? そう考えるとますますズルい女だなあ。「つまらない風景画ですよ」とか言っておきながらの「歌川広重!」を高らかに叫ぶ様がとてもかっこよくてなんだか面白い。

 

・小久保(前田綾)

いけないことだとはわかっているけど友達の頼みを断れなくて…的なところはわからないでもないですね。ケイコが離婚か否か(本郷を取るか岡本を取るか)で揺れるのもそうなんですが、この辺わりと生々しい感じ。基本的にはカラッとした感じの女性で、最後もわりとスパッと棟方を諦めてくれるので好きですが。

 

・さなえ(実川貴美子)

いかにもキャリアウーマン的なかっこよくてデキる女性ですね。地味に女性キャラの中では一番タイプです。ていうかゲロぶっかけられたにしては優しいですよね…。もうちょっと当たりがキツくなってもおかしくないだろうに(その場では罵ったけど)わりとネタで済ませてくれるのって優しい。

 

・カオリ(大滝真実)

よく動かれるんですが、その度に巻き髪がフワフワするのがかわいくて好きです。作中では一番パワフルで、せっかちっぽくもあるんですかね、忙しい人だなと思います。少々過激ですが常識的…なのにダンナとのやり取りが面白すぎる。愛のボールを投げたらホームランされるやつほんと好き。銃をつきつけられつつ時田と何かやり取りしてるっぽいところは何を喋ってたんだろう。

 

・伸介(B大内厚雄/W岡田達也)

年上の義弟って実際気まずそう。竜馬とのやり取りはクロスキャスト的なネタで特に深い意味はないってことでいいんですよね? 首切られた後にセットの後ろまで覗きこんだり手を合わせたりしちゃう大内伸介さんが好きです。徹頭徹尾ネタキャラなんですが、お茶目でかわいらしくもあってお気に入り。

 

・土方(B三津谷亮/W陳内将

陳内土方はニヒルでクールで、俯きがち&上目遣いなのがすごくかっこよかったです。前髪の隙間から鋭い目つきがのぞくのがイイ。三津谷土方はちゃんじんに比べるとビジュアル的にかわいくは見えてしまうんですけど、綺麗で落ち着いた雰囲気が良かったなと思います。ほんとこれでちゃんと100%のみっちゃん土方が見られればなあ。言っても仕方ないですけど。我が道を行く的なキャラクターですが、棟方はこの人を理想にしてて何がどうして犯罪者になったんだろう。よくわからん。

書いてる間にそろそろ今日の公演も終わる時間なんですが、ほんとみっちゃん大丈夫かなあ。明日の大千秋楽、どうか無事に終えられるといいんですが。