ひっつきむし(独断と偏見による)

いろいろ好きでゴメンナサイ

Patch Stage EX 「Four Contacts」

日曜日は午前中にVシネマ仮面ライダーチェイサーの上映会と、夜に劇団Patchの新人お披露目公演・Four Contactsに行ってまいりました。チェイサーの方はネタバレ厳禁なのと、舞台挨拶もどこがオフレコ指定だったのかいまいち忘れてしまったのでレポなしで。また発売したら感想書きたいと思います。

 

で、フォアコンの方なのですが、これが思ったより全然よかった。楽しかったです。新人さんって全然知らないしどんなものなのかなあと不安ではあったんですが。梅田のHEP HALLでの公演でしたが、私はあそこは初めて行きました。小さいところなんですね。前の方の列だったのでもう近い近い。あと普通にPatchの人らが座って観てたのが面白かったです。入り口近くの席で、握手会になったらサッといなくなってましたけど。

 もう公演終了してますし、映像の販売予定もないのかなとは思いますが(撮ってはいましたがアナウンスが何もないので)、以下ネタバレ注意でたたみます。

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今回の公演は2部制で、1部はお芝居「The Calling」、2部は企画パート(トークショー)。とりあえず備忘録ついでに1部あらすじ。うろ覚え。

 

暗い場所で一人横たわるマントをかぶった少年。そのもとに、もう一人の少年(納谷健)が「こんなものが見つかった」と缶詰を持ってやってくる。身動きしない少年に、もう一人は「寝てるのか?」「あの時、お前一人なら逃げられたんじゃないのか?」と呟く。そこに一人の老人(藤戸祐飛)が現れ、缶詰をくれと乞う。仕方なく一つ渡すタケルに、老人は「殺しちゃおうかと思った」と笑う。ラジオは地球の人口が半減していること、今後半年でさらに何億人も減ること、日中は絶対に外に出てはいけないことを告げる。違うチャンネルでは、「もうすぐ救世主が訪れる」という声、また違うチャンネルでは音楽が流れている。空には月が二つ光っている。「もうすぐ夜明けだ、全体放送だからお前にも聞こえるはず。俺くらいの年になるとわかるんだよ、もうすぐ聞こえる」と老人。サイレンが鳴り響き、暗転。

劇中何度かもう一人が現在の滅びつつある世界の状況について語り、眠る少年に「あの時あいつを信じてやればよかった」と話す。

 卒業を間近に控えた高校3年生、タケル(納谷健)・トオル(田中亨)・ダイゴ(尾形大悟)・ユウヒ(藤戸祐飛)。4人は軽音部でバンドを組んでおり、卒業前の行事に向けて練習している。卒業後はタケルは東京へ、ダイゴはニューヨークへ行き、ユウヒは実家のとんかつ屋で働く予定である。

が、その日の練習を終えたところでボーカルのユウヒが突然もうバンドをやめると言い出し、タケルたちの静止も聞かずに走り去る。出席日数や単位も足りているのでもう学校にも来ないと言うユウヒ。その理由とは、ユウヒの母親が倒れ、実家を手伝わなければならなくなったからである。戻ってこいと説得するタケルだがユウヒは聞かず、ユウヒがいなければ、4人でなければ意味がないとダイゴも脱退を宣言する。ユウヒがいないまま、慌ただしくタケルの日常は過ぎていく。

 ある日タケルとユウヒはばったり再会する。ユウヒはとんかつ屋の制服姿で、出前の途中。やはり説得を聞き入れないユウヒは、変わったと言われてダイゴの方が変わった、昔と全然違うと話す。

回想。小学5年生の夏。現在は寡黙で得体の知れない雰囲気のダイゴだが、この頃は4人のリーダーであり、宇宙人に対して興味津々の明るい少年である。「第一種接近遭遇とは、UFOを目撃することである! 第二種接近遭遇とは、UFOから物理的な影響を受けることである! そして第三種接近遭遇とは、UFOの乗組員と接触することである!」叫ぶダイゴと、唱和するタケル・ユウヒ。トオルも3人と一緒にいるが、終始一言も話さない。ユウヒはおさびし山の方から何か囁くような声が聞こえてくると話し、宇宙人からのメッセージだとみんなで騒ぐ。4人はUFOを召喚しようとしてみたり、あるいは学校の先生を宇宙人なのではないかと疑って追いかけ回したりして過ごしていた。

「あの時はみんな信じてくれなかったけど、あの声がまだ聞こえる。今ではもっとはっきり聞こえてくる」と言うユウヒ。ダイゴはいつからか宇宙人と入れ替わっているのではないかと疑うユウヒだが、その様子は尋常ではない。

顧問の先生(山浦徹)は行事の出演枠を守ってくれていたものの、結局4人が揃うことはなかった。行事の様子を見守る先生とタケルだったが、先生に「ユウヒがダイゴを殴り、その後行方不明になった」と電話がかかってくる。合流し、病院にいるダイゴの元へ行くことにするタケルと、ユウヒを捜すことにするトオル。

大量出血で病院に運ばれたらしいダイゴだが、元気そのもので、「奇跡的な回復だって。頭を殴られたから一応様子見で今日は入院」と言う。あっけにとられるタケルがユウヒの疑いを話すと、自分は実は宇宙人なのだと告げるダイゴ。地球には実は宇宙人がたくさんいて、人口の3分の1くらいは宇宙人であること。地球は間もなく滅びること。ダイゴたちは600年ほど前から地球人を救うためにそれを教えて回っていたが、結局地球の科学力ではどうにもならないことがわかって諦めていたこと。

「覚えてる? 第一種接近遭遇とは、UFOを目撃すること。第二種接近遭遇とは、UFOから物理的な影響を受けること。そして第三種接近遭遇とは、UFOの乗組員と接触すること。これには実は続きがあるんだ。第四種接近遭遇とは、UFOに乗り込むこと。そして第五種接近遭遇とは、UFOの乗組員と直接対話すること。順番は前後しちゃったけど、君は今まさに第五種接近遭遇を果たしたというわけだ!」恐ろしい勢いで語るダイゴにタケルは怯えるが、ダイゴは冗談だよ、と笑う。誰でも変わっていくのは当たり前で、自分もただそうやって変わっただけだとダイゴ。一方ユウヒもトオルに保護されていたが、ユウヒを追いかけておさびし山に入ったユウヒの父親は崖から落ちて死んでしまっていた。

学校の屋上で星を見上げながら、なぜこんなことになったのかと話すタケルとトオル。UFOを目撃するトオルだが、撮影しようとスマホを取り出す間に消えてしまい、タケルは見ることができない。またすぐ現れる、今日はXデーだからみんな地球から逃げていくんだとトオル。

トオル曰く、実は自分は宇宙人で、滅びてしまう地球から救い出すに値する人間を探していた、そしてそれこそタケルだという。さらに、トオルが本当にタケルと出会ったのは不良から助けてもらった3年前であり、小学生の頃の記憶は自分が植えつけた嘘のものなのだとも。

尻もちをついたタケルににじり寄るトオルは、証拠として自分の宇宙船を呼ぶ。自分の手を取れば宇宙船の中に転送されると促すトオルだが、突然現れたユウヒがトオルを殴り飛ばして気絶させ、宇宙船は去る。聞こえてくるらしい声に合わせてカウントダウンするユウヒ。数字がゼロになると共に辺りが突然光り輝き、もう一つの月のような光点が空に現れる。オリオン座のベテルギウス超新星爆発をしたのだ。さらに屋上に先生が現れ、ガンマ線バーストが起きたこと、直撃は免れたがオゾン層が破壊され、紫外線や宇宙線が降り注いで徐々にみんな死んでいくだろうことを話す。

 さらに時は流れ、冒頭のシーンへ。「僕は本当は地球人で言えば2万歳くらいは生きられるはずだったけど、もうダメみたいだ」と弱った様子のトオル。「本当はあの時、お前一人で逃げられたんじゃないのか?」と聞かれて、「気絶してたからムリだった」と話す。

トオルはユウヒが聞いていた声(もうすぐ地球が滅びるという内容)は実は宇宙人向けの全体放送であり、本来地球人には聞こえないはずのものだったと明かし、驚くタケル。2人が話しているところに、「とんかつ屋があったけど肉はなくてパン粉しかなかった」とパン粉を持って帰ってくるユウヒ。よくやった、とはしゃぐ3人だが、そこにユウヒとの事件後、突然ニューヨークに旅立ってしまったはずのダイゴが現れる。

ダイゴ曰く、評議会のお偉方を説得するのに時間がかかったが、議長である自分の父親の鶴の一声で地球を助けることが決まった、地球をバリアで覆ったからもう心配はいらないとのこと。実はダイゴも本当に宇宙人で、母性のテクノロジーで地球を救ってくれたのだ。4人が再び集合し、大団円。

 

 

書いてみるとけっこう長い話だし、どうもちゃんと合ってるのか記憶がw もし映像が出るようでしたらあらすじは消します。山浦さんが作・演出ということで、とても面白かったです「The Calling」。ハイテンポな場面転換も飽きずに観られて楽しかった。

ユウヒに謎が残るように思うのですが、その辺結局どうだったんでしょう?全体放送をたまたま聞ける人間がいるというだけなんだろうか。それにしては冒頭の老人も藤戸くんだったのがなんとなく示唆的に感じるんですが。

 

・納谷健くん

唯一の舞台経験者だそう。安定した演技の主役ぶりでした。身長が低くて可愛らしい雰囲気もあるんですが、アクションもガッツリできてかっこいい。タケルはけっこうチョケたようなところもあるキャラクターでしたが、シリアスもそういうおふざけも良い感じ。

幽悲伝の会場で知って、演技も見ずに役者を好きになってはいけない!という気持ちだったんですが、良かったのがかえって何となく癪ですw 2部でもよく見せてくれたわざとらしいスマイルが好きですね。なだぎかよ。

握手では意外と手がガッシリしてるなと思いました(作文)。「どうでした?」とか聞いてくれたんですが、最初だったのもあり「すごかったです~かっこよかったです!」とかしか言えなかった。悔しい。

 

・田中亨くん

現役高校生だそう。演技は一番頑張ってほしい感じ。とはいえタケルに迫るシーンなんかはいい感じに気持ち悪くて好きです。

トークもおもんないっちゃおもんないんですよねwたぶん何一つボケようとしてボケてないんですが、結果的に面白いことを言っているのでイジってもらえるし笑いにもなるという。まあ美味しい子なのかな? あいうえお作文は笑った。せっかくのグランプリ、最年少ですが負けずに頑張っていってほしいですね。

 

・藤戸祐飛くん

全くのノーマークだったんですがこの子がよかった! とてもよかった! 狂気的な演技も要求される役でしたが、照れや躊躇いなくガンガン演じてくれた感じ。初舞台でこれってすごいんじゃなかろうか。

トークも面白く、というか面白いことを言ってやろう的な雰囲気。私の観に行った千秋楽ではミスター4期生に選ばれておりました。おめでとう。これからも体当たりで色々やってみてほしい。

4人の中で一番これからも見ていきたいなと思ったのは本当に藤戸くんです。4期の加入でさらに人数も増えてきたPatchですが、ぜひぜひ先輩に負けずに主要キャラをもぎ取ってほしい! 観に行くから!

 

・尾形大悟くん

一番背が高い。細すぎ薄すぎで半袖半ズボンで走り回られると不安になるw あと声が面白いというか、ダイゴの得体の知れない雰囲気や宗教じみたラジオ放送によく合った感じでよかったなあ。高校生ダイゴの何考えてるかわからない感じも、小学生ダイゴの元気な感じもグッド。

自己紹介での数字を当てるメンタリズム…と見せかけてお客さんが4(4期生の4)と書いてくれることをイチかバチか願うだけっていうのは笑った。ホワイトデーのお返しロールプレイもカッコつけすぎてて外してるのが面白かったし、2部では一番好きだなあと拍手させていただきました。

 

・山浦徹さん

1部の作・演出に加え、先生役としてのご出演。クラウスとしての山浦さんくらいしか知らないので、まずこっちの髪型の方が全然好きだなと思いましたw 出番は少しでしたが、超新星爆発のシーンの雰囲気が好きです。優しげで素敵な感じの先生で、でもそこだけ何か恐ろしいような感じもして。

1部の最後アンコールとかはなかったんですが、2部では出てきてくださらなかったので寂しい気持ち。1部のストーリー自体ツボだったので、ぜひまた山浦さん作のお芝居を観に行きたいです。

 

・大塚宣幸さん

なぜか2部のMCをこなしていらっしゃいました。面白かったけどわりと本当になんでなんだろうw 握手したかったんですがしていただける構えじゃなかったのに求めるのもチキンでできず、後の人はしてて激しく後悔せざるを得なかった。TRUMP観ましたって言いたかったのに!!!!!!チクショウ!!!!!!!!

MCではちょいちょいネタ挟んだりすかさずツッコんだりしてらっしゃって楽しかったです。眼鏡のオンオフはなんだったんだろう。

 

納谷くんは舞台刀剣乱舞、他の3人は次回のPatch Stageの磯部磯兵衛物語に出演予定。

刀剣乱舞についてはコンテンツ自体に思うところがあるので行かないんですが、納谷くんは演技もアクションもしっかりできるのを見せてくれたので、他のメンバーに比べればそれは無名でしょうが行かれる方は期待して大丈夫かと。磯部はチケット取ってありますし、3人のより成長した姿を感じられるのが楽しみです。