ひっつきむし(独断と偏見による)

だいたいゲームの感想です

Patch Stage Vol.9 舞台「磯部磯兵衛物語~浮世はつらいよ~」天晴版

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今回も謹んで行ってまいりましたパチステ。今回の「天晴版」は前回公演の再演…と見せかけて新曲・新キャラ(新キャスト)・新場面の追加などが行われたブラッシュアップ版と言うべきもの。歌も役者の歌唱力アップ、コーラスの増強などで聴き応えのあるものになっていました。あとは開演前に役者が客席を練り歩いたり、客席通路に花道が作られていたのもポイントでしょうか。前方の花道エリアは天晴シートとなっており、役者さんたちが超近くて面白かったです。通路側座ったら1回ガチで汗飛んできて笑った。あと特典が嬉しいやつでした。タオルもあったんですけど、専用ハガキ出したら選んだメンバーから直筆のお手紙もらえるんですって。誰にするか非常に迷っております。

また、前回好評だったという撮影可の千秋楽カテコを今回は「ISO LIVE」として本編上演後に開催。サイリも販売されてました。なお公演終盤は役者やり過ぎのため元々なかった本編・LIVE間の10分間の休憩が追加されましたとのこと。私が行けたのはラスト2公演だけだったんですが納得の全力ぶりでした。再演で前回の衣装を流用したためか、ライブのためだけにキンキラキンの衣装を用意してくるという徹底ぶり。セトリは固定でしたが、ライブ版アレンジがけっこうしっかりしてて満足度も高かったです。

初演の感想がこちらなんですけど、今読むと私けっこうディスってる…?と思うくらいみんな上達していて驚くほど。特に母上役の中山くんなんて元々かなり上手かったのに、これは今後も修行してミュージカル俳優のカテゴリー目指すぐらいはあるよ!全然ある!!もっとよしくんのお歌聞きたい!!!あとたかしのパート増やせって言ったろ!!!!(言ってない)

あと今回ヤバかったのが山浦徹さん演じる犬ですね。ビジュアルからして露骨にアレなんですけど、なぜかパンフレットに後から犬の部分のみシールを貼って完成させるスタイルだわ、ガチで日本語しゃべらないわ(心の声は録音)、振る舞いはやりたい放題だわでほんと笑った。花道から登場するときに後列にちょっと吠えるのはずるかった…。やたら磯兵衛の首筋に噛み付くのはクラウスネタでいいんですよね!? でもノーム人間だから噛まれても…いやどうなんだろう、人間がTRUMPに噛まれたらもしかして死ぬんじゃなくて不老不死のヴァンプになったりするんでしょうか? もしそうだったら少なくともソフィとあんな別れにはならなかったわけで、でもそれはそれでどうなんだっていうかウルから逃れてもクラウスにお片づけされそう…つらい(繭期並感)45歳にしてきぐるみ(山浦さん曰く狂戦士の鎧)着用で20代前半の若者たちと同じダンス、お疲れさまでした。

 

以下呪詛。特に読む必要はございませんが露骨な金儲けアレルギーなので察してほしいですすみません。

今回物申しておきたいのが誰だか知りませんが偉い人のやり口ですね。まあ1億歩譲ってスタンプカード制はいいわ。いいとするわ。よくないけどな。でもそういうの早く言えよ。10月20日からの公演なのに10月7日に発表って遅くないですか? 普通こんなもんなんでしょうか。搾り取りたいなら搾り取りたいでもっと早く言ってよ…。少なくとも私は調整できなかったよ。2公演行くんだから正直あと1つ増やしたわ増やせるもんならな! スタンプカード自体正直ムカつくっていうかガッカリだけどどうせやるなら気持ちよく貢がせてくれよ!!

 ハァー言いたいこと言ったわ! 追記ネタバレ的な何かです!! 

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パルコ・プロデュース「露出狂」を観ました

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東京までバスに乗って行ってきました露出狂。「露(あらわ)」「出(いずる)」「狂(くるう)」の3チーム、脚本・演出中屋敷法仁、総勢32人のキャストがうんたらかんたらのやつです。縦パスチケットで無事全チーム観劇。詳しくはこちら。

「露出狂」というお芝居そのものは再演を重ねられてきたもので、初演は柿喰う客にて女性キャストで演じられたそうです。4年前の男性版は稲葉友が出てたんだって!へー!その繋がりで私が観に行った前日にアフトに出たんだっていなば!へー!(棒読み) ほんとアフトの情報ってどうしてなんでもこう直前なんだろう…。そんな簡単に予定変更できねーよバスもチケットも確保してんだよ!悔しい!私にできるのはレンタル救世主を見ることだけ!!!!!

とかいうのはどうでもいいんですが(よくはない)、露出狂めっちゃよかったです。すごく面白かった。断片的な情報だけでサッカーとか乱○とかレ○プとかなんのこっちゃと思っていたんですが、実際観てみるとなんだかだいぶズルズルしております。米津玄師で例えるとメトロノームだよねとか言っちゃうくらいにはね☆ミ いやマジでメトロノームは万能だからな。別れる感じのCPにならだいたい当てはめられるから(イメソン腐女子並感)。

そういう「いつか別れるために出会った」っていうのはわりとオーソドックスなフレーズなんですけど、彼らのことを思うととても切ないものです。ギャグ成分多めというか何かにつけてほぼほぼボケてくるしめちゃくちゃ笑えるんですが、それがひとつの崩壊の様子をギャグで9割コーティングしているだけだったと気付き、比留のことを知ってしまうとなんかもうつらい。噛めば噛むほどつらいし好きになる。理解が低速なので1回目はすぐに飲み込みきれないところがあったんですけど、2回目わけわかってから観ると最後泣けてきちゃったりして。

ぜひ過去公演のDVDも観たいなと思ったんですがない?んですよね?そして多分今回もDVD化はないんですね??なんとまあつらい…。仕方がないので戯曲を読みながら感想を書きます。ちなみに鈴木比留推し。クソ長い上に偏りが半端ないです。

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「ペルソナ5」をクリアしたけど明智くんが好きだ

ペルソナ5 - PS4

ペルソナ5 - PS4

 

9月はサークルの合宿に行って、直後このペルソナ5が出たので他のことが全く手につかず、ブログもご覧の有様です。アトラスというか親会社的な存在のインデックスがぶっ潰れたり2年延期したりいろいろありましたが無事発売して本当によかったです。発売から2週間ちょっと経ち、私も昨日クリアしました。ちなみにPS3版・難易度ノーマルです。

デザイン面のオサレさ、遊びやすさ・楽しさ、シナリオの肝となっている仕掛けなんかはやっぱり褒めたいポイントですね。メニュー画面のアニメーションなんか特に凝ってますし、各インターフェース小洒落た感じで好印象。バトル・ダンジョンに関しては序盤はそれなりにカツカツなプレイを強いられますが、コープ(旧作で言うコミュ)の特典アビリティがやりすぎなくらい便利なので、むしろ進めれば進めるほどある意味難易度が下がっていくように感じられます。ボス戦難しくないし、この辺はマゾ向けにオンオフできるようにしてくれてもよかったと思う。難易度はセーフティ(一番かんたん)以外を選んでおけば途中で変えられるので、歯ごたえがなくなってきたら上げてみるのも手かも。

シナリオとしては、怪盗団として潜入してたら主人公が警察に捕まり尋問を受けることになり(超ざっくり)、回想(供述)として4月から物語を追っていくという形。しかしこれ、ほんとに○月○日は授業中こんな問題あてられて~でもちゃんと答えられて~放課後竜司くんとラーメン食べて~夜は惣治郎さんにコーヒーの淹れ方教えてもらって~けっこう褒められて~~みたいなとこまで話してるのかなと思うとウケる。この「回想」という形式がしっかり活きるものになっていて(というか実際は逆だと思うけど)よかったです。しかし、その一番大きな仕掛けのためにキャラやストーリーがやや振り回されているように感じたのも確か。

一番良くも悪くもな部分がボリュームですね。公式の発表では85時間くらいということですが、私は98時間かかりました。1周でこんなにかかるゲームは多分初めてやったよ! ダンジョンがやたら長くギミックが多く、そのギミックも一つ一つは面白いんですが広大なマップで何度もやらせないでくれという感じ。ダンジョン内にセーブポイントが設置され、入り口も含めて相互にショートカットできるようにはなっているんですが、結局効率を求めるとゲーム内の1日でダンジョンをクリアせざるを得ないので、分けて攻略するかという点で言うとなんとも。ペルソナの合体にはバリバリ役立ちますが。正直各ダンジョン後半は早く終わってくんねえかな~!?と思いながらやってました…。

あと、ストレスだったのがロードですね。PS3版なのでPS4版よりロードが長いであろうこと自体は構わないんですが、戦闘終わりのロードがわりと長く感じられるので、敵は瞬殺したのにロードの方が長くね?みたいなことがあったり。というか一番行き届いていないと思ったのが街中のショートカットで、施設によって中に直接ショートカットできるものと入口前に飛ばされるものがあり、後者がだいぶストレスでした。元々いた場所から入口前にショートカットするのにロード、中に入るのにまたロード。ロードが短ければそこまでだったんでしょうけど、それなりの長さのが連続するのでイライラ。ベルベットルーム直接入らせてよ! オサレなロード画面も序盤過ぎたら慣れちゃうんだよ!

とはいえ総評としてはやはり面白かったですし、良作だけにちょっとのよくないところが目についてしまうというタイプだと思います。やりこみ要素はあまりできていないので、2周めはトロフィー埋め頑張りたいですね。そして結局真エンドはあるのかないのかどっちなんだアトラス!

 

以下はネタバレあり。主に明智について。ネタバレ見ちゃうと面白さが死ぬタイプのシナリオなので注意です。

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「彼は波の音がする 彼女は雨の音がする」大千秋楽に行きました

23日は「彼は波の音がする 彼女は雨の音がする」の大千秋楽でした。私は彼→彼女→彼で3回。今回チケットを買ったきっかけとしては言わずもがな武田くんの存在で、武田くんがキャラメルに出るなら躊躇する理由などないと思いまして、結果としても楽しく通わせていただきました。ありがたいことです。個人的にはどんなに役者が好きでも、面白くない・興味がわかない舞台や映画には何回も行く気はしないんですよ。でも全然武田航平ファンってわけじゃないんだから(半ギレ)

めっちゃ個人的な考えの話なんですけど、にわかなりに平成ライダーは一応全て目を通しまして、その中でも紅音也はめちゃくちゃ推せるし、音也は武田くんじゃなきゃあんなに魅力的じゃないだろうと思うし、NU版TRUMPのイチオシは武田アレンだし、メロスも京都公演マチソワしたし、流れで有頂天家族のDVDも買ったし、今回も3回チケット取ったしじっくり定点観測したけど別にファンじゃないから!(ミサワ顔) 自分の中でファンの定義とは「一番好き」、もしくは「ある程度応援し続けた歴がある」なのでファンじゃないんですよ…。今は一時的にハマっている状態だとしか言えないんだよ。でも一言挨拶を聞いているときのやたらリアクションのでかい武田くんには萌えた。これ面白い話だってわかったら顔隠して笑うのめっちゃかわいいと思いました。

まあ結局何が言いたいって、キバと音也と武田くんが好きで、だから今回変身ポーズを披露してくれたのが嬉しいんですよねって話なんですけど。昨日もやってくれたらしいですが、「僕は昔氣志團に憧れていてね、綾小路翔の真似をしていたんだ」的なところが氣志團→ヒーロー、綾小路翔仮面ライダーになってて、音也イクサの変身ポーズしてくれました。すげーテンション上がった。こういうお遊びほんと嬉しいですね。いつまでも愛してくれてるんだなと思えると嬉しい。「もうちょっと練習した方がいいんじゃないですか?」なんて無慈悲なツッコミも好きです箕島さん。キバと言えば今年のいつだか、瀬戸くんがキバに対して「若い頃の俺じゃん」ってパチメンにリプライしてたときはわ、若い頃か…と思いましたけど。まだまだ若くて可愛いのに。そういえばついでですが、再来年はキバ10周年なので4人揃って何かやってくれたらいいな。最近の流れで見ればBDを発売はあるとして、座談会にキャスト勢揃い…があると信じてるっていうかオダギリジョーとか要潤呼べたんだしいけそう(楽観視)

 

話を戻すと本編の方はネタがわかってるとあちこち切なくて、1回目では別に泣かなかったところで泣きそうになってしまったり、泣けたところが余計に泣けたり。「彼」の方だけ見ると、最後で岩代ってなんだったんだ、こいつ白浜さんが好きだったのかよみたいなところがあるんですが(「彼女」へのフリとも言う)、もう「彼女」を経由して戻ってくるとね。「彼女」でもこのシーンありましたけど、今日の岩代くんは私の見た中では一番泣きそうな感じに見えました。というか登場人物が泣いてるとわりとこっちも泣くよね。今日は、というか今日も串本にもらい泣きしすぎましたね。有田の前に串本が出てきたあたりからすでにアァ…ってなってました。

大千秋楽ということで一言あいさつ、客席から退場などもあり、福澤さんが近くにそれなりの間とどまってくれて興奮しました。これはちょっと自慢せざるを得ない。次回公演は10月の「嵐になるまで待って」ということですが、これちょっと行くかどうか悩み中なんですよね。行かないつもりだったのにあらすじ読んでたら面白そうだなと思えてきちゃって。直前まで待って予定とお金と席がいけそうな感じだったら行こうかな…。

演劇集団キャラメルボックス「彼女は雨の音がする」

 

18日の「彼は波の音がする」に続いて、20日は「彼女は雨の音がする」の方を観てきました。マジでびっくりしたんですけど、隣に座ってたのが普通に大学の友達だったんですよね。前説の途中でチラッと横見たら友達で死ぬほどビビった。肩つついたら向こうもめちゃくちゃビビってました。超小声で「後で…後で話そう!!」って言われた。お互い隣の客の顔とか見ないもんだよね…。ビビられたことにさらにビビって、しばらく無駄に動悸がおさまりませんでした。ほんと何を示し合わせたわけでもないのに、偶然ってあるもんですよね。回がかぶるだけならまだわかるんですけど。

 

「彼女~」は「彼~」のストーリー、及びその裏側で起きていたことをヒロインの視点で描いたもの。ゲストは武田航平のみ。どちらかだけでも楽しめる、ということにはなっていると思うのですが、やっぱり両方観てみると両方観たほうがいい!という気持ちになってしまいますね。まんまと思惑にアレされてるね(語彙力)。私の感想としては、むしろ「彼女~」の方が好きかも?と思ったんですが、「彼女~」だけでは厳しいというか、アルタイルの存在を補完できないため、ちょっとサイドストーリー的な印象を受けました。「彼~」の方がどちらかだけ観るには向いているでしょう。

少なくとも「彼女~」を単体で観るなら「彼」視点のあらすじを把握するくらいはしておいた方がいいかも。「彼女~」の方だけだと、いろいろと不思議なことがあったけど、あれは一体どういうことだったのか?とどうしても気になってしまうと思います。まあ実際はヒロインの推測というか信じたことはイコール真実なので、謎解き的なものまで期待してしまうと肩透かしかもですが。たぶん「彼~」だけか、両方観るという人が大半だと思うので、「彼女~」を先に観た・単体で観たという人の感想が知りたい…。

 

以下、ネタバレのためたたみます。

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演劇集団キャラメルボックス「彼は波の音がする」を観た

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昨日からブリーゼで公演中の「彼は波の音がする 彼女は雨の音がする」の「彼は波の音がする」の方を観ました。まだまだキャラメルボックス初心者だもんで初日のチケットがそんな割引に使えるなんて知らなかった…そしてもうチケットを取る余地がないわ。まあ全てユースチケットで取ってるので幸いにもそんなに変わらないんですが。

ブリーゼに行ったのはTRUMPぶり4回目(TRUMP3回行っただけ)。前の方のブロックだったのでどれくらい埋まってるかとかはあまり見なかったんですが、開場が早いせいなのかなんなのか物販が全く混雑しておらず、ちょっとパンフレット買うの芋りまし た。ええ。キャラメルボックスだとあからさまに劇団スタッフですって感じの方が売っておられるので、人がいないとちょっとドキドキしてしまうんですよね。人間として認識されたくないコミュ障の心。なんだろう、もっと混めよ物販。オリエンタルとかだと狭いところに人がドチャッと並んでてイライラするんですが、広いところに人がいないともう…ドキドキしちゃう。私を見ないで(CV小田さくら)。

 

「彼は波の音がする」と「彼女は雨の音がする」は二本立て公演で、一組の男女の物語をそれぞれ男側から・女側から描いたものです。ゲストに福澤朗武田航平。あらすじなどはこちら。


観終わった直後は「いい話だったな~」くらいの気持ちだったんですが、なんだか今になって人が生きるとか死ぬってどういうことなんだろう?と哲学的な思いを馳せております。以下ネタバレ。いきなりオチの話からなのでほんとに注意。

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2015年版「TRUMP」のDVDが届いた!

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やっとDVDを手に入れたぞ! 届いたのも見たのも数日前ですが。このメッセージ、4パターンくらいあってどれもニヤニヤできる感じなんですが、なんなのこのフォント?

DVD(の発売)についてあえて不満点から書かせていただきますと、

  • (延期したにも関わらず)予約開始前、DVDについて公式がほとんど喋らなかった上、一般流通しない情報がなぜか末満さんから出てくる
  • 振り込み・発送の通知がない
  • 予約した人にDVDが届く日にち・順番がガバガバ(少なくとも予約順ではない)
  • 通常再生しかないメニューがディスクを入れただけで毎回表示される
  • チャプターメニューがない(チャプター自体はあり)
  • 本編ディスクが分かれている

特に安くないお金を払っているのにちゃんと振り込めているかどうか、ちゃんと届くかどうか知ることができなかったのは非常に困りました。あと待たされてるのにDVDの発売についてほとんど情報がなかった点。確か当初の春発売予定も、からの延期もフロム末満さんだったような…。公式は無言でヒロビに発売日載ってたりしたのはなんだったんだ。延期しますっていうのは言ってほしかったナ~☆ 発売しないのかと思ってちょっとドキドキしたよね。全体的にもしかして客舐めてんのか?な対応で笑えました。

 逆に良かったところってもう、予約特典の輪廻夜想の歌詞カードがとってもありがたいことと、ポスカが8枚とも超絶作画なところくらいかな!? 特に武田クラウスの美しさが極まってて興奮します。この辺のビジュアル、パンフやポスターと違って明るめなのでお衣装が綺麗な青で写ってるのも好き。

編集についてはほしいところでアップが来てくれたりとそれなりに良い印象なんですが、Rで某キャラが死ぬところ映ってないのってなんなの? 演出自体なかったこととかないですよね? あとディスク分割してるわりにまあ高画質~!って感じでもないのもちょっとな…。ディスク交換って手間だし気持ちも途切れるし合間にテレビの映像とか見ちゃうと萎える。照明が暗めだったり真っ赤だったりなので綺麗に映せないのはある程度仕方ないところもあると思いますが。むしろ頑張ってこれなら逆に感謝するレベル。終盤引きだと顔が飛んじゃってて全然見えないよ! ブルーレイでくれ!

まあなんだかんだ言いつつ大興奮で観させていただいてますけどね!! 本当に輪廻夜想が好きで、あのキャスパレを早く見たい早く見たいと思って過ごしていたので、もうキャスパレ始まった段階で若干涙目になるキモさを披露しております。でもやっぱり生で見るのに比べると引き込まれないなあとも思ったり。普通に仕方ないんですけどね。あの呑まれる感を思い出して懐かしむこの頃です。あとせっかく歌詞カードがついていたので自分で歌って遊んでいます。楽しい。息継ぎはできない。

地味に楽しみだった日替わりネタの部分は個人的にお気に入りだったカミテシモテカミテシモテは東京→大阪で進化していたんだなあとか謎の発見があって楽しいです。絶対に笑わないラファエロのアップ連発も笑いを誘う。Rの教養のあるお話や必殺技は、真宙くんやっぱり喋るの苦手だなあという感じですね。あんなに堂々と演じられているのに自分の言葉で喋らされると急にグダグダになるのって、芸能に縁のない人間からするとちょっと不思議です。スタオベ要求はグダグダさと無駄な謙虚さも笑えるし拍手で改めてダメージを喰らうしょまジェリコ様もナイスすぎる。あと早乙女ソフィが流れを元に戻す強引さというか「ッウル!!!」みたいな感じもなんだか面白くて、一連の流れがめちゃくちゃ好きです。

さしあたっての感想はそんな感じですかね。また改めてDステ版と比較検討とかしてみたい。ひとまずは飽きるまでDVDを流しながら繭期にドップリしてきたいと思います。ほんとDVDちゃんと出てくれてよかった~!

キャラメルボックス featuring D-BOYS 「また逢おうと竜馬は言った」

また逢おうと竜馬は言った (CARAMEL LIBRARY)

また逢おうと竜馬は言った (CARAMEL LIBRARY)

今回はキャラメルボックスD-BOYSのコラボで、D-BOYSから陳内将三津谷亮山田悠介前山剛久の四人がキャラメルボックスの「また逢おうと竜馬は言った」に参加という企画ですね。私はキャラメルボックス初めてだったので知るにあたって良いきっかけになったという感じです。さすが何回もやられている作品だけあって最高に面白かった! 2時間ほどの演目ですが、もう2時間も経ったのかというか、たった2時間だったのかというか、とにかく密度がすごかった。ストーリーもちょっと謎解き要素(?)があったり、次々展開していく感じが面白かったです。

昨日6月18日の神戸公演では、昼がWhite(三津谷亮主演)、夜がBlack(陳内将主演)でしたが、マチソワで観られるのがこの日だけだったのでこの日に。しかし東京公演でもマチソワであったのは1日だけだったみたいですし、やっぱり役者(というか主演)の負担が大きい演目なんでしょうかね。みっちゃんが声潰してて本当に気の毒だった。昼はまだ岡本できてたんですがもう夜が声全く出てなくて。

以下はこまごまと感想です。D-BOYSからの4人に偏りまくりです。

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今すぐショタに目覚めて「私の少年」を読め、いや読んでください

私の少年(1) (アクションコミックス(月刊アクション))

私の少年(1) (アクションコミックス(月刊アクション))

 

漫画の広告をクリックするのも基本的にはなんだか癪だし、試し読みでよさそうでも買うなんて悔しい気がする派です。でもどうしても惚れてしまうときってあります。まさにこのパターンでした。

主人公の聡子30歳と、夜の公園で出会った美しい少年・真修12歳。たった一人でサッカーの練習をする真修に、最初はなりゆき的にサッカーを教えることになり、次第に真修と家族の関係の不自然さにも気付き、真修のサッカーチームのレギュラーテストまでだったはずの二人の交流は続いていくことに…的なお話。

いやもともとショタ好きなんですが、どっちかと言うと女性向けなショタというか美少年派で、おねショタって男性向けでしょ?って気もしていました。そんな私にハマる漫画なので、そういう感じな人にとてもオススメです。マイルドに新たな扉開いた気がする。

でもおねショタ要素と同じくらいかそれ以上か、とにかくアピールしたいのが絵の美しさ、真修の美しさです。もう本当に綺麗。すごくすごく綺麗です。とにかく見てくれ。見てもらえればわかる!真修の美しさがわかる!ネットの試し読みでいいから!試し読みでもちゃんと真修を聡子が初めて目にするシーンが入ってるから!

そもそもすごく絵が綺麗で、主人公の聡子も美人だし、元カレの椎川はイケメンだし、真修のクラスメイトの菜緒ちゃんもとてもかわいいんですよね。特に黒髪の書き込み方がすごく好みです。でもやっぱり真修は超美少年で最も美しい存在で、その美しさや感情が強調されるシーンのひとつひとつの本当にハッとするほど綺麗なこと。可愛いなあと思わされる場面もけっこうあるんですけど、やっぱり綺麗に綺麗に描かれているところには負ける。あーほんと、ほんと真修が綺麗なところをどうか見てください…。(ダイマ)

 でもビジュアル的な面を置いといてもいろいろと微妙な年齢で、何かと元カレに振り回されてしまう聡子と、家族とうまくいかない様子の真修とがお互いに響きあって、救いになっていく姿がすごくいいんですよね。真修と菜緒ちゃんの交流も同じく。たぶん真修はわかりやすい虐待とはいかなくてもたぶんネグレクトくらいの扱いは受けていて、でもなのか、だからこそなのか、とても純粋で美しい男の子。ここからそんな真修と聡子がどうなってしまうのか、本当に恋愛まで発展したらちょっと違うような気もしつつ、でもくっついてほしいなという気持ちもありつつな感じです。

舞台「闇狩人」に行ってきた

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原作がそもそも1987年~90年に連載された漫画ということなのですが、良くも悪くもというか、良いも悪いもなく全力で古臭いなあというのがまず感想(現代の技術プロジェクションマッピングが駆使されているにも関わらず)。もはやこれがやりたくて原作選んだんじゃねーのレベルで、クオリティは高かったしストーリーも悪くなかったと思うのですが、私は最初から最後まで笑いを堪えるのに必死でした。けなしてるんじゃないんですよ。ただ私が悪いんですよ。私には真面目に観られなかっただけだから…。

年代設定的には連載当時、昭和の終わり頃。法では裁かれない悪を裁く男たち、闇狩人がいた…的なやつですね。もうここから悪い意味でニヤニヤしてしまいます。すみません。メインの登場人物としてポスターの五人が紹介されているのは知っていたのですが、この五人が殺し合う感じなのかなと思ってたらそんなことはなかったですね。普通に丸山敦史くん演じる皇静馬がラスボスで他はなんとなく仲間的なやつでしたね。裏の仕事的な雰囲気出しまくってるわりに闇狩人同士って仲いいんだなって思いました。少年漫画だからかな。

舞台演出も大掛かりに動いたりプロジェクションマッピングが凝っていたり面白かったですし、ストーリーもえっと思わされる(いい意味で)ところがあったりして飽きませんでした。売りの殺陣も盛り沢山でかっこよかったですし、終盤ではそれぞれに多対一の見せ場を用意してくれていたのが特に嬉しいところですね。

ネタバレ感想は一応たたみます。だいぶ茶化してるのですみません。

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